LES DEUX GARCONS レドゥ ギャルソン
気取らない雰囲気、しっかりとした量であることから、ジャンルとしてはビストロ。フランス人シェフによる調理で、ディナータイムにはバゲットが丸ごと1本出てくることでも知られています。
2014年7月オープン。基本はアラカルトでのオーダーなんですが、ランチとグループでの利用はコースでの対応となります。夏と冬に長期休暇あり。
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- auxdeuxgarcons
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- 京都市左京区北大路通下鴨西北西角
(地下鉄・北大路駅から10分くらい、北大路大橋の東詰、下鴨西通の北西角にあります)
ランチ
府立植物園で行われる催しの前に、ランチタイムでは、たぶん初めて。
一部が予約となっていたものの、待たずに入れ、12時を過ぎた頃に満席。休日のことです。
(ランチは1種類のみで、前菜と主菜、デザートと食後の飲み物)
前菜は、人参のラペと5種類ほどの盛り合わせ。
この時、「白ワインがほしくなるような味で困る」と、前に座る知人が思わず漏らす。
主菜は、いくつかの中から選ぶようになっており、追加料金となるものも含まれます。
牛タンの煮込みは本当においしくて、付け合わせもちゃんと個々に味付けがしてあり、手抜きなし。
デザートにはタルトとバニラアイス、クレームブリュレも少しだけ。これらすべて自家製です。
それから、バゲットは下鴨レ・ブレドォルさんのものなんだそう。
南と東に窓があるので、冬の晴れた日だと、とても気持ちいい。
1時間くらいではもったいないような内容なので、ぜひ予約の上、のんびり楽しんでください。
鴨川のすぐそば、真っ青の外観が目印
パテ・ド・カンパーニュとバゲット半分
仕事終わりに向かったので、一緒に食事をすることはできなかったけれど、みんながデザートを食べている横で、パテ・ド・カンパーニュを味わう。
肉が詰まっているといった感じで、フレンチマスタードはたっぷり添えられているし、自家製ピクルスの漬かり具合もちょうどいい。
パンもくださいと注文したら、バゲットを半分に切った長さで出てきた(笑)
8月は1ヶ月の夏季休業
7月に周年のパーティーがあって、知人の話によると、かなり盛り上がったみたいです。
ただし、日暮れでも蒸し暑さが引かず、人が多すぎて大変だったとも。
モンブラン
お茶しながら雑誌を見ていたら、「行ってみたかったお店が載っている」と、それで「すぐさま予約して行って来ました」とのメールが届きました。
が、前菜を食べ過ぎ、メインは「オマール海老」を2人でシェアされたそう(笑)
(おすすめされたとのことですが、こちらの看板料理です)
「メルマガに書いてありましたが、フランスパンが1本、本当に出てきました」
「私の腕よりも長くて、2人で顔を見合わせて笑いました」
それから、「デザートのモンブランがたまらなくおいしくて、しぼりたてのクリームが口の中で溶けます」とも書いてくださっています。
豚バラ肉のコンフィ
8月は恒例の1ヶ月間の休暇。
が、今夏は代役を立てて、期間限定の「La Guinguette ラ・ガンゲット」という軽食スタイルで営業。
パクチーが隠し味の「タイ風フライドチキン」など、この間だけのお料理が多数あり、好評だったとのこと。
そして、通常の営業が再スタートしたわけなんですが、豚肉にしようと話していたのでコンフィを注文したら、火の通りもそうだけど、下拵えの妙なのか、塩加減が絶妙。
2人で丸ごと1本のバゲットが出てくるのもすでに、お馴染みの光景ですね。
今、ビストロの中では一番好きかも知れません
その理由は、なんといっても、バゲット丸ごと1本が供されること、一皿あたりのポーション、さらにデザートまで裏切らないあたりも。
例えば、2人で出向いて、前菜とメインを2皿ずつオーダーしたら、デザートが入らなくなるくらいの量で、それでも食べるんですけれどね(笑)
これはたぶん、フランス人シェフの、本場の味わいと雰囲気を披露するという、そんな心意気の表れなんじゃないかと思うのです。